雄三通り(県道310号茅ヶ崎停車場茅ヶ崎線)沿いの建築物に係わる「地域貢献建築物認定」の取り組みについて
幸町自治会

1.雄三通りの現状
雄三通りは、歩道がない片側一車線の双方向道路(幅員約8.8ⅿ)で、路線バスを始め一般車両や自転車が行き来する、JR東海道線以南では、茅ヶ崎駅 に通じる最も交通量の多い道路の一つです。
特に近年、市内の自転車事故は多く、県内で最悪となっています。
そのような中、雄三通りは朝夕の通勤通学者に加え、日中も多くの市民が行き交う重要な生活導線となっており、歩行者の安全性の確保が求められているところです。
とりわけ、車椅子の方や、杖を利用されている方、さらには子育て中の方のベビーカー等の安全性の確保は喫緊の課題となっています。
この県道は、都市計画道路の位置づけとなっているものの、事業決定がなされないまま今日に至っています。
過去には、行政が社会実験として一定期間一方通行を試みたこともありますが、その後進展はありません。

2.幸町自治会の取り組みと経過
このような状況の中、平成27年、28年と雄三通り沿いに2箇所、10階建てマンションの建設計画(一部商業施設)が持ち上がりました。
幸町自治会は、周辺住民説明会に出席しましたが、2箇所とも道路境界ギリギリに建築物や植栽が設けられるものでした。
これらの計画について幸町自治会では、各々建築主に道路の現状を説明のうえ、「地域貢献」として建築物等を道路境界より概ね1m程度後退していただきたい旨、お願いをいたしました。
結果として、2箇所の計画とも当初設計を変更し、道路境界より各々0.6mから1.5m後退していただき、歩行者のための空地(空間)を設けることができました。

3.地域貢献建築物等の認定と認定プレート(銘板)の寄贈
この取り組みについては、南駅前商店会にも賛同いただき、幸町自治会と南駅前商店会でこの2箇所の建築物を「地域貢献建築物等第〇号」と認定し、ステンレス製プレート(銘板)を寄贈することといたしました。
プレートには、「建築物の名称」「建築主名」及び歩行者のために有効な空地を設けていただいた「趣旨」を記載して、建物の道路側壁面に張っていただくこととしました

4.認定プレートの意義と効果
(1)協力いただいた建築主へ感謝の意を表すもの。
(2)この取り組みを広く市民に周知するため。
(3)今後想定される同様の中高層建築物へ連鎖・影響させるため。

5.今後の取り組み
これまでの取り組みを今後に繋げるため「地域貢献建築物等認定マニュアル」を作成することとしました。
また、南へ続く雄三通りに面している他の自治会へも働きかけ、より効果的な取り組みとなることを目指します。

平成30年10月18日
令和元年7月4日一部改定

以上