浜降祭や御幣参りの際に神輿が通った道の呼称。南湖以外でも本村や菱沼でもそれぞれの神社が自分の村の海岸まで行く道を「みこし道」と呼んでいました。(今はもうその呼称で呼ばれることはなくなっています。)
“各神社のみこしは国道1号(東海道)の鳥井戸橋のそばに集まり、寒川神社を迎えました。ここから鶴嶺八幡社を先頭にして国道1号を東に向かい、十間坂2丁目の交差点を南に折れ、踏切を渡って旧道を直進し、茅ヶ崎駅と魚市場を結ぶ道に出て西に向かい、すぐ左折して南下し、国道134号沿いにある八大龍王碑から海岸に出ました。また、神事からの帰り道は、昭和の初めころまでは行きの道としていた道(西浜小学校の西側を通り、住吉神社の東側を抜けて御霊神社の前、西運寺の前を通過する道)で、国道1号に出てそれぞれの神社を目指しました。”
(丸ごと村ごと歴史調査グループ 生涯学習課―平成13年(2001年)7 月1日)
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