通学路の見守りボランティアを募集しています
【見守り活動で生きがいを見つけませんか!】
私たちは、小出小学校の子ども達の登校時と下校時の見守り活動をしています。
しかし、今の見守りパートナーの人数では茅ヶ崎市内で一番広い学区全体をカバーしきれません。登・下校時の少しの時間、皆さんのお力をお借りしたいのです。
正直申し上げれば、暑いとき寒いときや雨や風の中の見守りは「辛いなあ!」と思うこともあります。そんな時でも、子ども達は汗びっしょりかいて朝から空の水筒を逆さにしている子、腰から下をびしょ濡れになって上級生に必死でついて行く子、そんな子ども達を見ると、「この子たちも頑張っているんだ。」と元気の源を貰っているような気持ちになるから不思議です。
皆さんに義務教育を終えられたお子さんお孫さん、今、学校に通う年齢のお子さんやお孫さんが居られたら、そのお子さん達を他所の誰かさんが見守ってくださっている姿を想像してみてください。
あなたの大切な時間を少しだけ、未来を背負う子ども達へ分けてください。その活動によって、子ども達から何かを貰っている喜びが得られるはずです。
【小出地区の見守り活動の始まり(天神坂の活動)】
平成21年の夏、推進協の運営委員会で北陽中の生徒指導担当から,<夜七時過ぎ、女子高生が自転車で帰宅途中、天神坂で若年の男から自転車に手をかけられ身の危険を感じて、近くの福祉施設に駆け込んで難を逃れた。>との報告がありました。
かねてからこの付近は不審者が出没すると報告があったところで、この件は聴き逃しにできない事態と役員で話し合い、試験的に天神坂一帯のパトロールをしてみようと会長、副会長で週2回ほど、中学校の最終下校時から日没までの2時間程度の巡回をスタートさせました。
その後メンバーも増え、推進協のジャンパーを着用するのみでは自身の危険を感じたため、令和二十二年に市の担当課と協議して見守り活動の登録をして、ジャケット、帽子、腕章および夜間指示灯を五セット借用、登録名も<小出地区防犯パトロール北陽>として再スタートしました。以降、メンバーも最大六~名に増え、天神坂全体をカバーできる体勢となりました。
二年ほど過ぎた頃、運営委員会において北陽中学校から<不審者の事例が無くなった。>との報告がありました。夜間である事もあって、夏は蚊の攻撃、冬は寒気などからメンバーの減少もあって、パトロールも間遠となっていきました。
しかし、平成二十六年に至り小出まちぢから協議会が発足、子ども育成部会が設置されるに及んで、この事業は子ども育成部会に引き継がれ現在に至っています。
【活動内容】
この見守り活動は、皆さんの負担にならない範囲でご協力をお願いするものです。
ご自分のお子さんやお孫さんの送り迎え、いつもの散歩や買いもの、ウォーキングや自宅周辺の掃除のついでに、登下校中の他の子どもたちも見守ってもらっています。
参加を強制するようなものは何もありません。
-さらに可能な方には-
以下も実施していますが、参加・不参加は自由です。
- 緑のベスト、帽子、腕章の貸与、着用。
- 子ども育成部会への参加。(概ね隔月で実施)
-見守りボランティアに登録いただくと-
- 希望に応じて、緑のベスト、帽子、腕章などの貸与を受けられます。
- 毎月茅ヶ崎市から、翌月の小出小学校の時間割表が送られてきます。
この時間割表を参考に、見守り活動を行っています。 - 小出小学校のメール連絡に登録すると、悪天候による時間割変更や、不審者情報のメールが届くようになります。
- 子ども育成部会を通じて、小出地区まちぢから協議会や、茅ヶ崎市、小出小学校、推進協などと協力した活動が行いやすくなります。
【小出地区の道路事情】
小出小学校の学区は、茅ヶ崎市内で一番広い学区で、歩道が無い道、トラックなど大型の車両が多く通る道、抜け道に使われる道、見通しの悪い交差点などが多くあります。
また、資材置き場として使われている土地も多く、高い鉄板の壁で覆われ見通しが悪く薄暗い道、大きなトラックが通る狭い道、人気のない場所なども多数あります。
【活動の目的】
- 子どもたちの通学を見守り、子どもたちの安全を支える。
- 大人が子どもたちと一緒に道路に立つことにより、運転者に大人が見ていることを示し、安全運転の意識を持ってもらう。
- 危険な場所、危険な車両などがある場合、組織的に警察、市役所等の行政機関と連絡を取り、対策を取る。
【活動の実態】
見守りボランティアの皆さん自身の安全を確保することが大前提で、出来る範囲で子どもたちの見守り活動を行っています。
特別なルールはなく、お一人お一人の判断で、出来る範囲で出来ることだけをやっています。
緑のベストや帽子を被って通学の時間帯に散歩をしてもらえるだけでも、効果があると考えています。