5 松林中学校東側室田通りの道路幅員拡幅について
現在、松林中学校部活最終下校時間は18時30分となっており、全校生徒約600名のうち400名の生徒が一斉に下校することとなっています。その6割近くの生徒が室田通りを北に向かう状況にあり、車の相互通行が極めて厳しい狭い室田通りを下校する中学生が車と接触しそうになり危険な状況に置かれています。また、車で走行するドライバーからは、毎年学校に多くの苦情が寄せられ、下校指導の徹底をするように求められていますが、現地の状況を鑑みると学校の指導にも限界があり、何よりも幅員が狭いためにおきている現象と言わざるをえません。
そこで、室田通りに沿って松や紫陽花が植栽されているグランド斜面地を子どもたちが安心して歩行できる空間として整備できれば通学路として安心安全が確保されていくのではないかと考察しますが、いかがでしょうか。
< 回答 > 担当:教育施設課、学校教育指導課
松林中学校東側の室田通りにつきましては、学校敷地の南東部より道路に近接する形で防球ネットのコンクリート柱があるほか、それに続く学校敷地の北東部についても敷地と道路に高低差があり、現在はコンクリートの法面形状になっております。そこを歩道形状に整備するためには、防球ネットの移設後に大規模な擁壁を築造する必要があり、工事中は長期間グラウンドが使用できなくなることが予想されます。また、多額の費用を要するため、現状では非常に困難であると考えております。
本市といたしましては、学校が保護者の皆様や地域の皆様等と連携を図りながら、様々な改善策を講じることにより、生徒が安心・安全のもと、よりよい学校生活を送れるよう支援してまいります。