あいさつは防犯~下見?不審者訪問~

「あいさつは防犯」と当協議会細田会長が以前お話しされたように、隣近所や地域の方と「あいさつ」をすることは大切なことです。

さて、今年に入って大きなニュースとして伝えられている「闇バイト強盗」。犯罪グループが闇バイトで実行犯を募り実行するという凶悪な強盗事件は全国で発生しており、ニュースで取り上げられるケースが増えてきました。
犯人は金品を奪うために暴力や脅迫を伴うことが多く、その被害は財産だけでなく、被害者の心身にも深刻な影響を及ぼします。

また、こういった犯罪は“一軒家にお住まいの高齢者”がターゲットとなりやすい傾向にあります。
一軒家では、外部からの助けが得にくいため標的にされやすく、加えて高齢者は身体的に抵抗しづらいため、強盗に遭いやすい傾向があります。

下見?不審な訪問に気を付けよう!

まず侵入犯罪では、入念な情報収集と下見がされるといわれています。

犯罪グループはネット情報やSNS、街頭アンケート情報などをターゲットリストに活用するといわれており、そのリストをもとに現地を確認し、標的を絞り込んでいきます。現地の下見では、業者を装い「周辺環境の確認」と「生活環境の確認」が行われ、主に以下2点を確認されています。

①  入りやすく、逃げ易い立地であるか ②  その家の生活スタイルや住人の年齢 ③ セキュリティレベル(防犯カメラ・モニター付きインターフォン)

ここ松林地区でも夏頃から不審な訪問者が増えてきたとの声も寄せられています。

外壁モニター募集、屋根工事・点検、下水・汚水層の位置確認 業者を装った下見に気を付けて

高齢者が狙われる場合、犯人はまず信頼を得るために配達員や訪問販売を装って玄関から侵入するケースもあります。
信頼をさせることで、家に入り込む隙を作り、油断したところで強盗に及びます。

<NHKニュース引用>

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014641051000.html

闇バイトによる犯罪が社会問題となる中、政府は近く策定する新しい経済対策に、防犯機能が高い住宅設備に対する補助の拡充や、青い回転灯がついた車両で防犯パトロールを行う団体への支援策などを、盛り込む方向で調整を進めています。捜査の体制確保とあわせ、社会全体で防犯対策を強化していく方針です。