4 家庭ごみの戸別収集(有料化)への取り組みについて

昨年も同様の質問をいたしましたが、家庭ごみの有料化は多くごみを出される方には応分の負担をする公平性の観点、減量化・資源化への意識改革に繋がることは認識しています。
また、戸別収集については、各自が責任をもってごみを排出するようになることから、排出者及びごみ集積所管理の負担軽減に有効であると認識しています。
これらを踏まえて、茅ヶ崎市一般廃棄物処理基本計画で平成28年度、29年度で有料化について研究を進め市民へしっかりとした説明をし、その2年後に市民と議論の中でごみの有料化に取り組むと回答をいただきました。
しかしながら、今日の自治会運営で一番頭の痛い問題が市民生活に直結するごみ集積所問題であります。
私どもは家庭ごみの戸別収集と有料化への取り組みはセットであると考えておりますので、その後の検討結果についてお聞かせいただきたいと思います。

< 回答 > 担当:資源環境課
ごみの戸別収集について、既に導入をしている藤沢市、大和市の事例を検証してまいりましたが、戸別収集の導入には想像していたよりも多額の経費が必要となることが明らかになりました。このため、将来的に大幅な歳入増が期待できない本市の財政状況を鑑みると、戸別収集単独での実施は極めて困難であると考えております。
ごみの有料化につきましては、一般的な効果とされている排出抑制や再生利用の推進、公平性の確保、市民の意識改革といった効果に加え、将来の施設整備に備えるための財源確保という意味でも検討する必要があると考えております。先行自治体の事例研究をしつつ、平成29年度以降は、環境学習や出前講座、市民アンケートなど、市民の皆様との意見交換を重ねていく中で、ごみ有料化の検討も進めてまいります。また、戸別収集についても併せて検討してまいります。