6 中学校完全給食の早期開始について

給食は、家庭の背景がどんなであっても同じ食事が摂れます。大事な2次成長期のこの時期にお腹を満たし、心を満たすそんな取り組みをこの松林地区からしていきたいと、まちぢから協議会では、中学校完全給食の早期実施を要望します。

< 回答 > 担当:学務課
現在、学校施設の整備や小学校全校に単独給食調理場の設置を進めており、また小中学校に関しましては様々な要望がございますが、児童に対するきめ細やかな対応が求められていることから、市単独での教員や心の教育相談員の任用、ふれあい補助員の配置などを優先事業として実施しております。
中学校での給食の実施となりますと、各中学校に給食調理場を設置する場合、給食調理場の敷地を確保することはもちろん、施設の建設費として1校当たり約6億円、全体で約78億円の事業費が必要となり、さらに管理運営に係る人件費・水光熱費等が1校当たり毎年約4千万円、全体で毎年約5億2千万円が見込まれるため、事業実施は難しい状況でございます。
弁当の用意が困難な家庭への支援策といたしまして、業者による弁当販売を試行したところ、注文数が少ない等の理由から中止となった経緯がございますが、現在におきましても家庭の事情により弁当を用意できない時の補完策として要望があることから、市内外の業者や学校と調整を行いながら平成26年度より一部の中学校で弁当販売を試行しているところでございます。