環境学習会実施(菱沼小和田自治会)

菱沼小和田自治会では環境美化部主催で2024年1月13日(土)小和田市営住宅・複合施設会議室にて”環境学習会”と銘打ってゴミの分別や回収に関する講演会を実施しました。
市役所から資源循環課のお二人を講師としてお招きし、分別・処理の流れとリサイクル、ゴミそのものの削減などの説明をいただきその後質疑応答を行いました。
どこの自治会でも頭痛の種はごみ処理問題、それだからか参加者皆様の関心も高く質疑応答は予定時間をかなりオーバーしてしまいました。
皆さん、市に協力してごみ問題を少なくしようという熱意はあるけれど、どう分別するのか?なぜこう分別するのか?それをどう出すのか?など時間がいくらあっても足らないような感じでした。
TVのCMではないですが,世の中diversityに満ちており、ゴミも複雑化してきています。
また、何でも焼却しちゃえとはいかず、リサイクルも考えないといけません。
ただ、リサイクルも重要ですがそれ以上に大事なのはごみの量を減らすこと!つまり基本が大事です。
年始のお忙しいところ講師をされた市役所のお二人や参加された方々に感謝いたします。

市でも分別は重要だけど分かりにくいことも理解されておられ、ごみの分け方・出し方が簡単に検索できるごみ分別辞典サイト(ごみ策と言います)の提供を行っておりこれの活用するようにお願いされました。
まだまだ語彙数が少なく感じますが、皆さんのコメント(クレーム?)で同辞典が増補改訂されるはずですので分別作業もsustainableにしていきましょう。
市の有料ゴミ袋(お値段は全国の自治体での値を参考にして決定)を使わないで良いのは、資源ごみ(プラ,紙片,衣類など)だけとは限らず、乾電池や蛍光灯も透明袋でOKです。
その理由は、これらには水銀が含まれているのでそういうゴミであることを明示するためだそうです。
ごみ集積所は24世帯に1か所が基本だそうです。
世帯数が多いとゴミ排出量も増えますから、それを調整していくのも自治会活動の一環です。
皆さんの意見をお待ちしています。
PS
ゴミに非常に関連する大問題、これには今回触れることができませんでした。
そのような講習会が可能かどうかは分かりませんが、乞うご期待ですかね。 何の話? カラス対策です。

会場入口の様子、案内ポスターもA4の普通サイズで資源の無駄使いを避けています
講師のお二人。ちなみに、一人一日当たりの茅ヶ崎市のゴミ排出量(g/人/日)は704で、
神奈川県の33市町村中少なさで第2位相当まで順位アップとのこと(ちがさきごみ通信R05年12月発行より)
収集されたゴミの行方(資源にはならないゴミです)。図の右下の資源化処理も限界があり量を減らすことが大事です
質疑応答の一幕
分別間違いの包装などに使われるテープ材(梱包バンド)プラゴミではなく燃えるゴミです。
集積所で弾けず処理場で分別(一応、「ごみと資源物の分け方・出し方」p.13には記載されてるんですけど)
紙ごみの分別(資源かそうでないか)、感熱紙のレシートやカーボン紙はゴミです。
ダンボールもテープ類は取り除いて出して欲しいんだそうです。
資源となるプラ(上)は比較的分別容易かもしれませんがゴミのプラ(下)は出し方にも注意が必要です
同じプラゴミでも燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか分かりにくいですよね
(処理設備の関係から固いプラは燃えないゴミが基本ですが,ライターやCDなどは燃えるゴミとか)